VMWarePlayerを使った開発環境構築

Perlの開発環境を作るのに、
リッチにハードを容易して好きなOS突っ込んで開発できればいいですよねぇ。
でも、私みたいに極貧プログラマにはそんな予算はありまへん。

ってことでできることはActivePerlをWindowsにインストールするってのが第一にあがりますかね。
ActivePerlならPPMでモジュールインストールできるし、PPMでのモジュールインストールって結構楽なのです。
しかしPPMで対応されていない最新モジュールをインストールするのが面倒。
nmake(だっけか?)とか色々入れる必要ありますし。
それにmod_perとかどうすんだべとかアーダコーダでやぱLinuxなりSolarisなり自分の使いたいOSでやりたいですよね?

ってことで次に私が試したのがcoLinuxです。
これはなかなか良かったです。(ただ、DebianやFodoraとか限定ですが)本当ならこれでよかたのですが、私が年末に買ったPCではなじぇかcoLinuxがNGだったのです。インストールの段階でブルースクリーンでまくり。

そしてあきらめかけてました。大枚はたいてかったPCが。。。と泣きそうにもなりました。

そこで登場したのがVMWarePlayerです。
何が良いかというと、http://yamashita.dyndns.org/blog/343にあるように、

  1. 普通のカーネルが使用可能
  2. ウィンドウを閉じるだけでサスペンドできる

などなどです。

coLinuxが使えないオイラにゃ〜VMWarePlayerは神のような存在です。

ということで、VMWarePlayerを使う為のインストール方法を書いていきます。
前書きながっΣ(・ε・;)

当然ながら自己責任で実施してくださいね。
PCが吹っ飛んだとかなんだかんだとか私はしりませんヨ。

1.VMWarePlayerで使うOSを決めます。ここではVineLinuxを例に挙げます。
使用するOSのisoイメージをダウンロードしてきます。

2.isoイメージをいちいちCDに焼くのが激しく面倒なので、DaemonToolsを使います。
なんか今見たら、サイトが落ちてるみたい。
以前は窓の杜から落とせたみたいですが、スパイウェアが混入してるらしく落とせなくなってます。とりあえずどっかから落としてくださいw

3.VMWarePlayerをダウンロードする。
http://www.vmware.com/download/player/ここからVMWarePlayerをダウンロードしてください。

4.QEMU on Windowsをダウンロードする
http://www.h7.dion.ne.jp/~qemu-win/index-ja.htmlここからQEMU on Windowsをダウンロードします。
QEMU on Windowsはディスクイメージを作成するツールです。

5.4でダウンロードしたQEMU on Windowsでディスクイメージを作成します。
ダウンロードしたQEMU on Windowsを解凍し任意のディレクトリに配置します、
次にコマンドプロンプトで以下のように実行します。
ここではVMware用にDドライブ直下にvmwareディレクトリを作成したものとして説明します。

qemu-img.exe create -f vmdk d:\vmware\mogemoge.vmdk 10G


mogemogeはディスクイメージの名称を指定して下さい。ここではvinelinux.vmdkとして説明します。
最後の10Gはイメージのサイズです。実際にここで指定したディスクイメージの領域が取られるわけでは無いみたいなので適当で。

6.VMware設定ファイルを作成します。d:\vmwareディレクトリにvinelinux.vmxというファイルを作成し、中身を↓みたいにして下さい。

config.version = "8"
virtualHW.version = "3"
memsize = "256"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "vinelinux.vmdk"

ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
floppy0.fileName = "A:"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
displayName = "Vine Linux"
guestOS = "other26xlinux"
nvram = "vinelinux.nvram"
scsi0:0.redo = ""
ethernet0.addressType = "generated"
uuid.location = "56 4d 4a 15 2a 3f 49 70-03 c9 82 f3 02 82 dc 4c"
uuid.bios = "56 4d 4a 15 2a 3f 49 70-03 c9 82 f3 02 82 dc 4c"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:82:dc:4c"
ethernet0.generatedAddressOffset = "0"
checkpoint.vmState = "vinelinux.vmss"
tools.remindInstall = "TRUE"
ide0:0.redo = ""


7.3でダウンロードしたVMWarePlayerをインストールします。
これは特に問題無いと思うので割愛。

8.2でダウンロードしたDaemonToolsをインストールして、1でダウンロードしたisoイメージをマウントしてやってください。

9.6で作成したvinelinux.vmxをダブルクリックするとVMWareが起動されます。起動後、正常にisoイメージがマウントされていればインストールが始まります。あとはLinuxのインストールと同じです。
複数isoイメージが必要なものについてはCDを求められる度にisoイメージをマウントし直すだけです。

私は結構、簡単にインストールできました。

以上でどうでしょうか?合間に書いたから疲れた。